ご挨拶

日本体育・スポーツ政策学会 会長 笠原一也

 日本体育・スポーツ政策学会は、1980年前後から、スポーツ行政を研究するグループとして活動してきたと記憶しています。正式には1991年に設立し、体育・スポーツ政策に関する科学的並びに会員の連絡協同を促進するとともに、体育・スポーツ関連機関、諸団体との協調を図り、体育・スポーツ政策の研究と実践に寄与することを目的として活動している学会です。
 おもな活動は、毎年、日本体育・スポーツ政策学会大会を開催しており、内容は、基調講演やシンポジウム、研究発表などですが、スポーツ庁の誕生や東京オリンピック・パラリンピックについてなど、時宜に合わせたテーマを取り上げたりし、会報や研究誌も発行しています。
 近年、わが国は、2011年「スポーツ基本法」の制定、2012年「スポーツ基本計画」の発表、2013年「オリンピック東京開催」の決定、2015年「スポーツ庁」の発足、2017年「第2期スポーツ基本計画」の発表など、積極的に体育・スポーツ政策を打ち出してきているとともに、2018年4月からは日本体育協会が日本スポーツ協会と名称変更するなど、2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、わが国の体育・スポーツへの取り組みが大きく変わろうとしていることが伺えます。
 このような中、わが国の体育・スポーツの方向性を考え、体育・スポーツ政策の研究と実践に取り組んでいる本学会の存在意義、果たす役割は誠に大きいものがあると思われます。
 本学会の目的を理解し、多くの皆さんが会員となって、活動に積極的に取り組んで頂ければと期待しているところであります。